里芋とほうれん草のグラタン

日中の暑さが少しずつ和らぎ、草花に朝露が宿る “白露”の頃、空気は澄み、秋の気配が静かに広がっていきます。季節の移ろいを感じながら、時には「中秋の名月」を眺め、静かな時間に身をゆだねてみるのもいいかもしれません。
白露の節気に旬を迎える食材を使って、この時季ならではの「里芋とほうれん草のグラタン」を作ってみてはいかがでしょうか?
気温差や朝晩の冷え込みが強まると、咳や喉の痛みなど、呼吸器系の不調が出やすくなります。そんな時こそ、里芋の出番です。
胃腸を整え、気の巡りを良くすることで、肺を潤し、咳・痰・喉や鼻の違和感、肌や髪の乾燥にもやさしく働きかけます。秋の立ち上がりに、体の内側から守る一品として、意識してみるのもおすすめです。
<こんな方は要注意です!>
□秋の花粉やほこりに敏感 □鼻水が出たり鼻が詰まったりする □秋になるとくしゃみが出る □目が重たくなったり、かゆくなる |
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この時期は、秋花粉による不調を訴える方が増え始めます。花粉が体内に入るのは避けられないとしても、「溜めない」ことが重要です。
鼻水などの症状は、体に停滞している余分な水分(痰湿)が原因となることがあります。胃腸の働きを妨げ、排泄を滞らせる 「甘い物・揚げ物・アルコール」は控えめに。水分の巡りを整えることが、症状緩和の一歩です。
また、習慣的に水分を多く摂っている方は、飲み方の見直しも必要です。「喉が渇いてから飲む」くらいの感覚で、体の声に耳を傾けてみましょう。
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