歯磨き粉の間違った使い方!?(笑)
先日、歯磨き粉を使って掃除をすると汚れが落ちるという裏技を院長から教えてもらいました。と、いう事で院長の許可のもと、サンプル品の歯磨き粉を使って流しの掃除をしてみました!
診療室の裏にあるバックヤードには、いくつか流し台があります。毎日スタッフが掃除をしてくれてはいますが、頑固な水垢ってなかなか落ちないんですよね・・・。
蛇口の部分は水が跳ねるので、水垢だけでなく、水の跳ねた跡も残っております。
朝の掃除の時間にスポンジで磨いたはずなのに、午前中の段階で水垢が浮き上がっているのが分かります。
水垢だけでなく、淵は黒くカビが付いているのも分かります。
果たして、全体的にくすんだ流しは歯磨き粉の力で、どこまでキレイになるのでしょうか!?
ところで、歯磨き粉には基本成分として、研磨剤(清掃剤)、発泡剤、結合剤、保湿剤、防腐剤、香味料などが含まれています。この中で掃除をする時に活躍するのは、研磨剤と発泡剤です。研磨剤は、その名の通り、研磨するものを削って磨いていく成分です。また発泡剤は泡を発生させる成分ですが、汚れを浮かせて落とすために配合されています。その為、写真で見て取れるとおり、歯磨き粉だけで凄い泡立ちです。
余談ですが、歯科衛生士曰く、発泡剤がたくさん入っている歯磨き粉を使って歯を磨くと、磨けていなくてもスッキリ感が出て磨いてる気持ちになるのでおススメしないそうです。スッキリ感が欲しい場合は最後の仕上げ磨きの時に歯磨き粉を使うなど工夫が大事みたいです。
話を戻して・・・。
歯磨き粉で汚れを落とし、洗い流してみると!?
びっくりするぐらいピカピカになりました♪もちろん、写真の加工は一切しておりません!
蛇口の水垢もキレイに取れてピカピカです!注意書きのポスターまでクッキリ見える仕上がり(笑)
淵の黒ずみやカビも落とせて、薄っすら隙間があった事が分かります。
すっかり水垢が取れただけではなく、ツヤも出てきているのが分かりますか?
今までは水で流すと古い汚れが浮き出たりもしていましたが、完全にそれらも無くなっております。歯磨き粉って凄い!!
ただですねぇ・・・。本来、歯磨き粉は読んで字のごとく歯を磨くための研磨剤です。これは間違った(?)使い方なので、皆さんは歯磨き粉を使ってしっかりキレイに歯を磨いてください(笑)でも、賞味期限が切れてしまった歯磨き粉は捨てる前に掃除道具の1つとして使うのもアリかもしれませんね♪歯科材料で使える、ちょっとした裏技コーナーでした。